2013年1月7日星期一

ラグビーTL サントリーが初の全勝でリーグ戦を終える

ラグビーTL サントリーが初の全勝でリーグ戦を終える
トップリーグ最終節(6日、神戸製鋼29-43サントリー、ホームズ)テンポの速い攻撃で序盤からトライを重ねたサントリーが、チーム初の全勝で1位のリーグ戦を終えた。2位との勝ち点差13はリーグ史上最大差の独走。優勝候補が最終戦も強さを存分に見せつけた。

 圧巻だったのは、前半16分に神戸製鋼がシンビン(一時的退場)で数的不利になった直後からの怒涛(どとう)の攻めだった。左へ展開してトライを奪ったWTB小野沢が、同じような形で3連続トライ。史上1位を更新する通算106トライとした34歳は「全部勝ててよかった。常に前の週できなかった課題を持って、みんなが一戦一戦に臨んできた結果」と胸を張った。

 昨季から体制が変わった中でチームスローガン通りの「ハングリー」な姿勢を全員が持ち続けている。サニックスから移籍初年度で自身初のプレーオフとなるSO小野は「一人一人の意識が高い。個人的にもすごく成長した」と環境で変わった自分に驚くほどだ。

 後半は相手の反撃を許した。「まだ60%ぐらいかな」と評した大久保監督の言葉からも理想の高さが伝わってくる。2季連続の2冠へ、サントリーはさらに本気になっていく。(堀健二)【関連記事】 意味がない…ラグビー大学選手権の新方式 1シーズン生き残った選手を集めて日本が目指すラグビーを 常翔学園か、御所実か 高校ラグビー7日決勝 50年ぶりの再試合も天理勝利 ラグビー界の発展誓い合う 国学院久我山、無得点敗退に「歴史的大敗」 高校ラグビー バカの壁、霞が関呪縛を突破
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